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内田裕也の軌跡 その3(1815 Rock'n'Roll Band)

内田裕也の軌跡

出演作品他
1974年 内田裕也対談集 中村とうよう編『音楽をどう生きるか』(創樹社)刊行
(五木寛之、横尾忠則、沢田研二、桃井かおり、小野洋子(ジョン・レノン)・山内テツ、成毛滋、加藤登紀子、竹中労との対談)

映画『キャロル』に特別出演

『郡山ワンステップ・フェスティバル』を佐藤三郎氏とプロデュース。小野洋子さんの出演交渉は、内田裕也がニューヨークに出向き直接行った。

「ロックは当たるぞ、とプロモーター達や色んな連中が、また動き始め、そして使い捨てにするだろうが、俺達だけでもできるのだ!という自信を背景に、今後もやっていくぞ!そして才能ある日本のミュージシャンが、少なくとも、メシや楽器の心配をしないで生活できるようにしてやりたいのだ。」(ニューミュージックマガジン 74.10「俺の見たワンステップ・フェスティバル白書」より)

第2回目のロックンロールBAKAを田谷力三さんをゲストに開催。

「やっぱ俺は、ライブ・アクトで生きてきたと思うし、それが一番大事だと思うんだよね。」

映画『炎の肖像』に内田裕也の役で出演。

3月
OZ YAA HOUSE(福生市民会館)内田裕也、浅川マキ、カルメン・マキOZ、クリエイション他
ロック旋風(日比谷野音)内田裕也、キャロル、ファニーカンパニー、クリエイション他
4月 第1回「ロックンロール・ストリーク」日比谷野音)内田裕也 、ジョー、スモーキー・メディスン、VSOP、ミッキー・カーチス、ファニーカンパニー、デイヴ平尾&ゴールデンカップス、ファーラウト・ファミリー・バンド、クリエイション、かまやつひろし、陳信輝、キャロル、沢田研二(飛び入り)
5月 第2回「ロックンロール・ストリーク」日比谷野音)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band、四人囃子、ジョー、ミカ・バンド、サンハウス、ハルオフォン、スモーキー・メディスン、ファニーカンパニー、クリエイション他
6月 ATG映画『キャロル』公開
8月 ワンステップ・フェスティバル(福島県郡山市開成山公園)内田裕也、小野洋子とプラスティック・オノ・スーパーバンド、サンハウス、ウェスト・ロード、上田正樹、エディ藩、陳信輝、安全バンド、イエロー、トランザム、かまやつひろし、クリエイション、キャロル、加藤和彦、沢田研二
8・8ロック・デイ(琵琶湖バレエ)
ニュー・ミュージック・メディア(軽井沢ミュージックセミナーハウス)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band、カップス、高橋悠治、一柳彗他
11月 シェイキー・フラット・コンサート(城西大学体育館)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band、クリエイション、イエロー他
12月
ロックンロールBAKA2(中野サンプラザ)内田裕也、沢田研二、井上バンド、クリエイション、ルージュ、田谷力三他

日活映画『炎の肖像』公開

フラッシュ・コンサート西武劇場)(NYRF出演者一覧参照)
1975年

イースト・ランド結成。

「ロックンロールッて、ボクシングみたいに、ハングリーなヤツが、ガアーッと上がっていくところがおもしろい」

日英米のロック・ミュージシャンが対等の立場でステージに立つという夢を実現させたワールド・ロック・フェスのプロデュース。

「ジェフ・ベックでだいぶ苦労したよ。」

ベンチャーズと共演したアルバム『Yuya Meets The Ventures』発表。

3月 クイーン来日
4月 クリエーション、レコード・デビュー
7月 サマー・フェスティバル(後楽園球場)内田裕也&1815 Rock'n'Roll Band、カルメン・マキ&OZ、あんあんBAND、クリエイション、ジョー&フェリックス・パパラルディ

ベンチャーズデビュー15周年コンサート(東京厚生年金会館)ゲスト:内田裕也

8月 第1回ワールド・ロック・フェスティバル(札幌真駒内競技場、愛知県体育館、京都円山公園野外音楽堂、東京後楽園球場、仙台菅生トレール・ランド)内田裕也&1815 Rock'n'Roll Band、ジェフ・ベック、四人囃子、ジョー、フェリックス・パパラルディ、クリエイション、コスモス・ファクトリー、ニューヨーク・ドールス、カルメン・マキ&OZ、ミカ・バンドなど。
12月

内田裕也ロックンライヴwithハルヲフォン(新宿ロフト)

ハルミ・ロックンロール・ヴォランティア(NYRF出演者一覧参照)

1976年

2月、也哉子誕生。

フランク・ザッパの公演をプロデュースし、共演。フランク・ザッパは「モスラ」に出た二人の女の子(ザ・ピーナッツ)に会いたがっていた。内田裕也、フランク・ザッパ

内田裕也著『俺はロッキンローラー』(講談社)刊行
「人生はロックンロールだ」
 俺は、こう信じている。すべてのジャンルが、ロックであり、文学もファッションも美術も、その他もろもろ、ロックであるといっても過言ではない。
 つまり、俺の場合、逆も真なりで、「ロックンロールこそが、人生だ」といえる。
 ステージの上にかぎらず、毎日毎日の生活、メシを食うときもオンナを口説くときも、すべてロックンロールだということができる。
 俺にとって、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」とは、「ア・デイ・イン・ザ・ロック」のことにほかならない。−−(巻頭言より)
第2回ワールド・ロック・フェス開催。
さまざまな悪条件が重なり、残念ながら第1回ほどの盛り上がりはなかった。
2月 フランク・ザッパ公演(浅草国際劇場、大阪厚生年金会館、京大西部講堂、名古屋勤労会館)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band、マザーズ・オブ・インヴェンション、四人囃子、コスモス・ファクトリー、井上尭之とウォーターバンド
4月
Rock'N'Roll '76(日比谷野外音楽堂)内田裕也 &1815 Super Rock'n'Roll Band、内海利勝グループ、サンハウス、ハルヲフォン、鈴木慶一とムーンライダーズ、パンタ、ジュリエット、スマイラー、タケカワ・ユキヒデ+ミッキー吉野グループ、ファイヤー、ミスター・スリム・カンパニー、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド他
YUYA ROCK IN 横浜(横浜公演野外音楽堂)内田裕也、内海利勝、ハルヲフォン、柳ジョージ&レイニーウッド、パワーハウス他
6月 ハルヲフォン、レコード・デビュー
7月 サマー・ロック・フェスティバル(後楽園球場)内田裕也、スマイラー、ジョー、紫、内海利勝とマジック・ヒップ、ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンド、四人囃子、ジョニー大倉
8月
ニュー・ミュージック・メディア(つま恋エキジビジョン・ホール)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band、ハルヲフォン、金子マリ&バックス・バニー、コスモスファクトリー、かまやつひろし、内海利勝バンド、スマイラー
第2回ワールド・ロック・フェスティバル(札幌真駒内競技場、東京読売ランド)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band with ハルヲフォン、ロン・アンド・デリック、ロッキー・ホラー・ショー、山内テツ、ジョー、紫、四人囃子、ファー・イースト・ファミリー・バンド、内海利勝とマジック・ヒップ
10月 ROCK'N'ROLL 76!(女子美術大学体育館)内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Bandwith ハルヲフォン、内海利勝&マジック・ヒップ、パーワー・ハウス他
11月 国際商科大学 秋霞祭 内田裕也 &1815 Rock'n'Roll Band/ルールズ他
12月
屋根裏一周年記念祭(屋根裏)内田裕也、ミッドナイト・クルーザー、B・B
浅草ロックンロールボランティア(NYRF出演者一覧参照)
1977年

曽根中生監督『不連続殺人事件』に出演。初の本格主演作品。

また、この年、藤田敏八監督『実録不良少女 姦』にも出演。

「1977年、俺は今、悩んでいる。日比谷時代の10円や100円コンサート、ロングヘアー、マリファナにL、日本語か英語か、マーシャルとPAをどうするのだ、反体制、京大や三里塚幻野祭。ヒッピーとコミューン、ウッドストック、オルタモント、ワン・ステップ・フェスティバル、ビラまきとディスカッション! あれ等はどうなってしまったのだ。ただのファッションだったのか? ただのバカさわぎだったのか? 船に乗っていただけなのか……。」(ニューミュージックマガジン1977.4号「ROCK'N'ROLLドン・キホーテの叫び」より)

3月 ATG映画『不連続殺人事件』公開
4月 ロックは変わるハルヲフォン・ファースト・レビュー<ゲスト>内田裕也/vat69
6月 ROCK'N ROLL PARTY PART 6(CRAZY HOUSE)内田裕也とそのバンド
7月

日本のロックを育てよう!!(六本木俳優座※10日間のイヴェント)後夜祭:内田裕也&1815 Super Rock'n'Roll Band with Smiler、ジョー、プリズム+森園勝敏、速水清司コースト

日活映画『実録不良少女 姦』公開

8月 1977阿蘇山 大ロック・フェスティバル(熊本県阿蘇町営キャンプ場)内田裕也/寺内タケシとブルージーンズ/ダウンタウン・ブギウギバンド/かまやつひろしとスーパーグループ/鳥塚しげきとホットケーキ/安西マリア/ポピーズ/地元のアマチュア・ロック・グループ10組
9月 日活映画『新宿乱れ街 いくまで待って』公開(友情出演)
12月 浅草ロックンロールボランティア(NYRF出演者一覧参照)
1978年

4月に、日本語による初めてのアルバム、『ア・ドッグ・ランズ』発表。

長谷部安春監督『エロチックな関係』に主演。

7月、ロサンゼルス、アナハイム・スタジアムで行われたローリング・ストーンズのコンサートに赴き、ミック・ジャガーとの独占インタビューに成功。

「その夜の3時、ホテルでミックに会えた。きれいな男だった。オレは日本のrockerだと自己紹介した。強い握手だった。=略=

 オレは質問するというより会話がしたかった。同じジェネレーションのロックンローラーとして。ワールド・ロックフェスティバルの話をした。有名になるとワンマン・ショーが多いけど、国や人種を超えたロックのフェスティバルがあれば出る気があるか、と聞いた。“俺はいつだって二、三のグループとプレイしている。今日もピーター・タッシュやアウトローズとやった。いつでもやるよ。”と言ってくれた。」(ニューミュージック・マガジン1978.9号「会いたかったぜ、ミック!」より)

4月
東映映画『最も危険な遊技』公開(友情出演)
5月
JAPAN ROCK FESTIVAL(日比谷野音)[5/3]CREATION/ゴダイゴ/近田春夫&ハルヲフォン/柳ジョージ&レイニーウッド/かまやつひろしwith FLAT OUT/デイブ平尾/陳信輝/ハリケーン/安岡力也/内田裕也 &1815 Super Rock'n'Roll Band with SMILER
[5/5] ジョニー大倉 with 内海利勝バンド/コスモスファクトリー/レッドショック/サンキュー/ミッシェル/ファイヤー/安岡力也/桑名正博

日活スタジオまつりニューミュージックコンサート(日活撮影所第13ステージ)内田裕也 &1815 Super Rock'n'Roll Band with SMILER/クリエイション他

7月

(新宿ロフト)裕也セッションVol.1 内田裕也+宇崎竜童

(渋谷屋根裏)内田裕也 with スマイラー

日活映画『エロチックな関係』 公開

8月

ROCK FESTIVAL IN GOLDEN BEACH『あつい夏をもっとあつくしよう!!』(船橋ヘルスセンター・ゴールデンビーチ)内田裕也&スマイラー with 桑名正博/ダウンタウン・ブギウギバンド/かまやつひろし/ガールズ/町田義人&イリュージョン

(新宿ロフト)「A DOG RUN SPECIAL」内田裕也+ジョニー大倉+桑名正博

9月 フェニックス VOL 7(田島ヶ原大野外フリーコンサート)内田裕也 &1815 Super Rock'n'Roll Band with SMILER、長沢ひろし(元安全バンド)&ヒーロー/森園勝敏/キングコング・パラダイス/ホールド・アップ/マンドレイク/ベジタブル・アンサー/うたち/パイルドライバー/マーズ/パンサー/鉄城門
10月 (渋谷屋根裏)内田裕也&スマイラー
11月 TBS系『七人の刑事 〜哀しきチェイサー』出演
12月 ASAKUSA NEW YEAR ROCK FESTIVAL(NYRF出演者一覧参照)
1979年

加藤和彦氏、永島達司氏等と共にカメリアレコード発足。レーベル・ロゴは横尾忠則氏。第1弾としてBOROがデビュー。

若松孝二監督『餌食』に主演。

4年ぶり3回目のロックンロールBAKA。

「楽屋がおもしろかったですよ。楽屋が殺気立ってるコンサートでなきゃつまんないから。=略=もしオレたちがツッパるのをやめちゃったら、どんどん取り込まれて、ニューミュージックと同じになっちゃうと思うんです。」(ニューミュージックマガジン1980.3号「シャイにかまえた男の40歳の生きざま」より)

5月 JAPAN ROCK FESTIVAL '79『俺達は走り続けている(日比谷野音)内田裕也 &1815 Super Rock'n'Roll Band with SMILER/ダウンタウン・ブギウギ・バンド/桑名正博&Tear Drops/CREATION+アイ高野/JOE山中/近田春夫&ハルヲフォン/内海利勝&V.G.T/安岡力也&クロコダイル/加納秀人/内藤やす子/山本翔/DEVILS/ロケット/フェアリーズ/加藤和彦/ムードメイカー=デイヴ平尾/CHACO
5月 PANTA&HALコンサート(ゲスト:内田裕也他)
6月 東映映画『餌食』公開
8月 にっかつ映画『スーパーGUNレディ ワニ分署』公開
12月

東映映画『夢一族 ザ・ライバル』公開

(日本武道館)内田裕也、クリエイション、ジョー山中、近田春夫、BORO、沢田研二、ピンク・レディー、勝新太郎、萩原健一、根津甚八、ハウンド・ドッグ

参考:『俺はロッキン・ローラー』(内田裕也著/講談社)
   『1970年大百科』(JICC)
   『ぴあ』
   『ラヴ・ジェネレーション1966-1979』
   『ニューミュージックマガジン』

1980...



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